笑顔で爆発する組織力

那覇商業から学ぶ逆転と反撃


第91回全国高等学校野球選手権沖縄大会が行われているが、組織のリーダーとして学べるドラマがあった。試合は2回戦の豊見城高校と那覇商業高校の試合。豊見城高校が1回表に1点を先取。その後、那覇商業高校が3回に1点を返して同点。両校の攻撃力、守備力共に互角。そのまま延長戦に突入した。


「最後までやろう」の願いを込めて

◎12回表までのスコア
豊見城高 100 000 000 002
那覇商業 001 000 000 00

この均衡が崩れたのが12回表。豊見城が2点を獲得して3対1。12回裏に2点以上を獲得しなければ那覇商業の勝ちはない。ベンチに戻る選手を、平良隆訓監督は笑顔で迎えた。その笑顔を見た選手たちの反撃が開始された。

◇12回裏 攻撃:那覇商
①8番バッター沖野のセンター前ヒット、フォアボールで1、2塁。相手のエラーで1点追加して3-2。その差は1点。
②3番バッター大城の強打を相手がエラー、1点追加。3-3の同点。
④4番バッターがフォアボールで出塁し満塁。
⑤5番バッター中田のライト前ヒットで1点勝ち越し。3-4で延長12回サヨナラ。

見事な反撃で勝利を勝ち取った。平良監督はインタビューに答えて「私を信じて辛い練習を重ねてきた選手たち。リードされたから、負ける可能性が高くなったからと言って、辛い顔を見せるわけにはいかない。『せめて最後までやろう!』と言う気持ちを込めての笑顔です」と話す。監督だけでなくマネージャーたちも笑顔を最後の最後まで絶やさなかった。

◎試合終了までのスコア
豊見城高 100 000 000 002 =3
那覇商業 001 000 000 003×=4

笑顔が組織に大きな力を与えてくれる。高校野球のドラマから学ぶものは大きい。
▼試合が終わっても笑顔の平良監督とマネージャーたち

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