人気が定着してきたクラフトビール調査を発表

酒文化研究所


酒文化研究所は、同研究所が発効する「さけ通信」の読者モニターを対象にしてクラフトビールに関する調査を実施し結果を発表した。


クラフトビールを「是非飲みたい」人は31%と高い割合

酒飲み1000人に聞き「酒飲みのミカタ」として発表されている同調査。今回のテーマは、最近人気の高まる「クラフトビール」。ビールの最低製造数量が60klに緩和されて地ビールが登場したのが1994年。当初はブーム化して活況を呈したが、流行が終わり、撤退するところが相次いだ。しかし、小規模個性派ビールは生き残り、海外のコンテストでの入賞や個性を評価されている。最近では「ビアフェスティバル」などの試飲イベントは大盛況となっている。

回答者の中でクラフトビールという言葉を知っていた人は84%。飲用経験は、「1月以内にあり」が21%、「半年以内にあり」16%、「一年以内に飲んだ」15%と、半数の人は一年以内に飲んだことがあり、一度も飲んだことがない人は23%となった。(図①)。

飲んだ場所を聞いてみると、最も多かったのは「自宅」で45%。新しいお酒や飲み方は料飲店で体験した後に家飲みに進むケースが一般的だが、クラフトビールは自宅での飲用が多数派となる。「ビアフェスなどイベント」も21%、「一般の飲食店」も16%と自宅外でも飲まれている。また、醸造所併設のパブ(ブルーパブ)やクラフトビール専門パブなど飲むことを目的に出かけて行く場所で飲んだという方も8%ほどとなった。(図②)。

直近半年以内での飲用経験を男女別にみると、女性が46%なのに対して、男性は34%と12ポイントも差が出た。飲んだ場所を聞いても女性は「ビアフェスなど」が43%、「専門パブ」も23%と男性を大きく上回る結果になった。

今後の飲用意向は、「是非飲みたい」31%、「機会があれば飲みたい」50%と高い結果に。クラフトビールは高いと言っても手軽に楽しめる範囲の価格であることや商品数が多いことも関心度の高さにつながっていると推測される。(図③)。



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