量的緩和(QE)の行方を見定める

アメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)が開催へ


アメリカ時間の今日2日。連邦公開市場委員会(FOMC=Federal Open Market Committee)が3日にかけて開催される。連邦準備制度理事会のバーナンキ議長が量的緩和(QE)の提言をする。この提言が世界的なレベルで経済状況に大きな変動を生むことは確かな事実といえる。


円高はどこまで進むか

量的緩和(QE)。QE2と呼ばれるのは、2回目の意味。第1回目は2009年(平成21年)3月に実施、市場の各種の資産括入れを行った。これがQE1。そして、今回が2回目となる。具体的なオペレーションとしては、①国債の購入などをとおして市場に資金を投入、②市場のインフレ期待に共鳴させて、③適切な物価価格の維持、④それによる企業収益の向上、⑤失業率の提言を目指しアメリカ経済の底上げを狙う。

世界の市場が、「アメリカ中間選挙とFOMCの結果を待っている」と言っても過言ではない。日本にとっても「円相場」に大きく影響をする。但し、年末を控えてドル売りを続けていたファンドなどは、決算対策としてドルの買い越しを行うと予想される。また、円高が極端に進めば、日銀の円売り介入も予想される。そうしたことから、本年度中の円は78円から84円の範囲内で推移するとの見方もある。


セールを続行する店舗。消費は未だ回復せず。

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